やっぱり、中学校は「ブラック企業」
・中学校教師は大変だよね
・部活があるから帰るの遅くなりそうだね
・中学校ってブラック企業だよね
世間の人は上のような考えを持っていると思います。
正直言うと、まさにその通りだと思います。
ここでは、4月から働く中で新任教師が感じたブラックの世界を伝えたいと思います。
他の学校のことはわかりませんが、私の学校はブラックだなと感じる部分がいくつかあります。
部活動の時間
部活の時間は、中学校の教師の退勤時間を遅くしています。
授業が16時くらいに終わり、そこから部活動が始まりだいたい18時前には終わります。(地域によって違いはありますが)
そこから、自分の仕事をやります。そのため退勤時間を遅めていることに少しは影響しています。小学校から赴任してきた教員からすれば、この時間は堪え難いものだと思います。
休日には、休日部活があります。
3時間以上することで手当が3000円出ますが、6時間やっても3000円、定額働きたい放題となっております。
そこに大会が重なってくると、休日の休みはありません。
専門の部活動で、教えることが好きな人なら苦ではありませんが、そうじゃない人にとってはブラック以外のなにものでもないと思います。
生徒指導
中学校ではなくてはならない生徒指導。これが多くの時間を使います。
だって、思春期の生徒と会話をするのだから。話はなかなか進みませんし、一回では納得してくれないことが多いです。
ただ最近は、学校管理下ではないスマートフォンを介してのトラブルが増えています。
スマートフォンは、家庭で適切に使い方を指導してくれることがいいのですが、そうはいきません。
細かい指導も繰り返しおこなっていくので、時間はかかります。
以上2つは、仕方がない部分があります。
ここからは、改善できることを話したいと思います。
会議が長い
教員て話すの好きすぎるし、いらない疑問を持つ人が多いと思います。
それを聞いたところでどうなるの、改善に直接関わらないことを聞かなくていいと思います。
質問言うより、人の揚げ足を取るように聞きます。
その時間が勿体無い。
会議の内容は例年通りなので、昨年と変わっていないことはもっと短かく話をすすめていけばいいと思うのですが。
教員の時間感覚がなくなっている
教員は働く時間をもっと意識するべきだと思います。
今日は何時に帰ろう。この意識を持つだけで仕事への意識が変わると思います。
私の学校でも、22時や23時まで平気で残っている人がいます。
その睡眠で生徒に最高の笑顔を届けることができるのか、疑問です。
自分で働く時間を決めることで、今必要な仕事を見極めることにも繋がると思います。
時間は有限。
全てのことを完璧にすることは不可能です。
80%思考が大切だと思います。
やりたいことがない
時間の話に関わってきますが、
家に帰ってやりたいことがないから、早く帰る意味をみいだせていない
教師として働くことは、素晴らしいことです。
しかし、それだけで魅力ある教師でいることができるでしょうか
生徒のことを今以上に楽しませるために、ティックットックを勉強するでもいいじゃないですか、何か学べる環境があると早く帰るモチベーションになります。
まとめ
最初に上げた2つと、会議のことは自分1人ではどうしようもできないと思います。
最後の2つは、自分次第でどうにでもなります。やりたいことを見つけ、そのために時間を作ってください。ドラマを見るでもいいです。まずは、何か1つきっかけができるといいです。今の状態を普通だと思わないこと。
最高の教員人生のために