掃除こそ【役割】を明確に与える
こんばんわ
今日は、掃除指導について話したいと思います。
教師としては、自分から進んで掃除ができる生徒になってほしいと
誰もが1度は、思ったとことがありませんか❔
実際のところ、『掃除なんか嫌いだ』と思っている人がほとんどだと思います。
(子どもだけでなく、大人も含めて)
最近クラスで取り入れた活動があります。
その方法を少し、紹介します。
掃除こそ役割が大切
タイトルにもなっていますが、役割が大切です。
役割といっても、明確な役割をあたえることでより掃除への取り組み方が変わってきます。
少人数グループを作って掃除をする
よくあるのは、教室掃除に数人で取り組むことです。
大人数で取り組むことで、1人が掃除をやらなくても掃除が終わってしまうことが成り立ちます。
それでは、真剣に取り組んでいる生徒からすると不満が溜まっていきます。
そこで、教室を縦に3等分し数名のグループを作って掃除をします。
学校の生徒数にもよると思いますが、各グループ3・4人になると思います。
小グループで、ほうき、雑巾、机運びを行います。
数人しかいないので、1人1人の役割が明確になります。
『俺は、やらなくてもいい』という考える生徒が減り、
今では、全員が掃除の時間は黙々と清掃するようになりました。
道具の工夫
役割を与えて取り組ませることで、各班ごとにちりとりが必要になったりと
道具の確保が必要になります。
ちりとりやほうきを生徒分揃えることも、掃除に取り組む姿勢をよりよくします。
また、クイックルワイパーのような道具を準備することで、普段はあまり掃除しない
生徒でも少しはやるようになりました。
まとめ
掃除に真剣に取り組むことは、難しい部分がある。
その中でも、少し工夫するだけで生徒の取り組み方が変わってきました。
役割=責任になります。
掃除の時間を少しでも、より良い時間にできることが環境の設備になり
日頃の生活にも大きく影響してきます。
『掃除なんかやらねー』というような、やんちゃな生徒ほど
違った掃除道具を持たせることで、【居場所】になったりします。
教師が、『掃除やれよー』
と一方的に言うだけにはならないようにしましょう。