1学期の反省点その②

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2学期の反省点その②は、「完璧を求め過ぎたこと」です。



4月から初任者として始まった正規の教員生活、

特別支援学校での講師経験とは、わけが違います。




担任、部活顧問、教科指導を任させ、

「よし、完璧にこなしていくぞ!!」

と思ってたことがまず間違いでした。





全てを上手くいけるようになんてできませんでした。何年も経験してきた先生たちでも4月はバタバタしてました。





初任の私は、とてもじゃないですがバタバタ×3くらいでした(笑)





バタバタは、4月だけに終わらず5月、6月と続いていき、気づけば夏休みが始まりました。





4月の自分に言ってあげたいです。

「完璧に覚えなくてまもいい、それよりも生徒ともっと関われ!!その時間を大切にしろ!!」





教師の仕事で1番大切な時間は、

準備の部分もありますが、生徒が学校にいる時間だと思います。





その時間にどれだけ真剣に関わることができるか、向き合うことができるかが大切だと振り返って思います。





完璧じゃなくてもいいと心が思うことで、心に余裕ができ生徒と接するときも100%の気持ちで関われたと思います。





あれができてない、これができてないと思いながら関わると生徒にもその不安や心配している気持ちが伝わってたと思います。




完璧にやらないこと

仕事、私生活、生き方、全てに当てはまる気がしました。




きちきちしている先生よりも、

少しくらいゆるい先生の方が生徒も人間味を感じてくれていいと思います。




夏休みは完璧じゃないからこそ、ゆるく仕事を進めていきたいと思います。

1学期の反省点その① 「怒り」

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1学期の反省点の1つに「怒り」があります。




特別支援学校で講師経験をした私は、

子供に「寄り添うこと」を第一に考えて行動してきました。



特別支援学校では、荒れている生徒がいれば話を聞いて心に寄り添う。

それは、知的に遅れがある生徒もない生徒にもです。



時間はかかりますが、続けることで子供の心が少しずつひらけていけました。

ひらけた時は、本当に心から嬉しかったですし、子供も「本当の理解者ができた」と思ってくれているような表情をしてくれました。



その経験を信じて、

どんな生徒に対しても寄り添うことを大切にしてきました。





しかし、それだけでは全て上手くいきませんでした。




問題行動があっても寄り添う。

人間として許せない部分があっても寄り添う。




私の考えは間違っている部分がありました。

振り返ってみれば、「寄り添う」ことは特別支援のような今まで理解者がいなかった場所だからこそ必要な支援だったのかなと思う部分があります。




一般中学校の問題行動がある生徒は、

こちらのことを傷つける言葉も言います。

「だまれよ」

「死ねよ」

「うざい近寄んな」

「調子乗るなよ」

「何その髪型、だせーな」

「先生、最近調子乗ってねー」




全て愛情で包んであげれば上手くいく

そう思っていましたが違いました。




この状況を主任や副主任に話してみると、

「教師だから怒らないのは違う、お前にも人間としての尊厳がある。それを傷付けられて黙っちゃいけない。それは怒れる、いや怒っていいところだ。」

と言われました。





生徒にとって本当の優しさは、

「ダメなことはダメ、許せないものは許せない」

と教えることも大切だと改めて思いました。




私も人間です。

怒りはあります。

人としての尊厳を傷付けられたら腹が立ちます。

それは、出すべきところなんだと思いました。




何も言わないと、

「この先生は、若いしなめれるな」

とだけ思う生徒もいます。




教育するためには、

人を傷付ける行為は、対大人に対して行うことであっても許してはいけません。

それを許すことが、生徒への「悪」だと思いました。



本当の意味で生徒と向き合うこと、

それが足りてなかったと思います。




でも忘れていけないのは、感情任せに怒ってはいけないこと。

大切なことは、見極めること。



見極める力をつけて、

怒るところは怒る。

怒る選択ができる教師になりたいと思いました。

悩んで 悩んで 悩んだ1学期

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まず初めに、

ブログ更新さぼってました。

1学期の終わりの忙しさを理由に…。




1学期が終わりました。

本当に、長った。ただ長かった。

毎日、悩んで悩んで、仕事のやり方を聞いて聞いて、時間ばかりが過ぎていきました。




今流行りの『生産性を上げる』ような本を読んではみたものの、私の能力では本の力を活かしきれませんでした。



最後の終業式の日も、不登校の生徒が登校しクラス全員が揃ったは良かっのですが、

『先生、最近調子乗ってるな』なんてことをその生徒が大声で叫けび、クラスの雰囲気もメチャメチャに。(この生徒の話はまた後日)



はあー、良いも悪いも1学期が終わりました。

力を不足を感じることが多かったです。




終業式が終わり生徒が下校した後、

職員室に戻った私は心の中で覚悟しました。




『2学期は、大逆転劇だー』



学級経営、部活動、初任者として、

夏休みにどれだけ力をつけれるかがポイントになってくる。



まずは、読書。

速読術をつけるために、速読術本を5冊ほど買いました。右脳を鍛えるアプリもダウンロード完了!!



本をたくさん買うお金もないので、

近くの図書館に行き、たくさん借りてきては読もうと思います。(いい本を見つけたら紹介します。)



そして、睡眠を徹底管理。

睡眠不足?ストレス?からか、終業式の日には、鼻の下にニキビが4つもできました。

自己のメンテナンスが必要ですね。




さあ、大逆転劇に向けて

スタートをきるぞ!!




「先生は俺たちばかり注意してる」

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タイトルの通り、先週生徒から言われました。

「なんで俺たちばっかなの」

「他の奴らだってできてないじゃん」

と言われました。




そのとき、ハッとさせられました。

確かに私は目立つ生徒ばかりを指摘していました。

最近、そのうちの1人が学校を遅刻してから様にもなりました。



保護者が一緒に学校に来てくれて話す機会があったので、お家で学校のことをどんな風に言ってるのか聞いてみました。



私「お家で学校のお話されますか?」


保護者「しますよ。最近行きたくないらしく   

               て、勉強も分からなくなってきたそ

               うで。」


私「そうなんですね。確かに国語が苦手でっ

        て話を前にしました。それ以外に担任が

        嫌いとか言ってませんか??」


保護者「最近、先生がしつこいって言ってま

               す。」



と保護者の方から本人の心の内を教えて頂きました。

その生徒はクラスの中では活発で発言力もあります。



ここで止めないと。

クラスが荒れる前に止めないと。

と必死になって注意をしていた自分が好きないました。



今思えばあれは、本人のためでもなく、クラスのためでもなく私自身のためでした。



生徒、保護者からの話を聞いてから見る視点を変えてみました。できていない生徒をできていないから注意するのではなく、周りの動きに促せるよう周りに軽く指示を出す。



その中で普段は目立ちませんが、実はできていなかった生徒を少し注意することで、

「先生は他の人も見ている」

と思ってもらうことになります。

他の生徒も、ちゃんとしないとと思い徐々にクラス全体の動きがある良くなりました。



できない生徒だけに目がいくと、なんでもかんでも注意してしまいます。

心の中で、注意しないといかない生徒と勝手にレッテルを貼っていました。



よし!!

本当に、毎日が学びの連続でワクワクします。

自分のためじゃなく、クラスや生徒のために成長していきたいと改めて感じました。


大切なことは、向き合うこと

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先週、学年で飲み会がありました。

その飲み会で私が、先輩教師の方






「お前は、今すぐ教員をやめろ」と言われました






最初は、なんでそんなことを言われないといけないのか分かりませんでした。

当然、腹も立ちました。




続いてその先生に言われたことは、「お前は、甘い。学級の生徒ひとり1人と向き合えていない。そんなやつが続ける必要がない」





言われれば言われるほど、私の心は怒りが増していきました。学級の生徒と向き合えていない?なんでそんなことを決め付けられなきゃいけないのか全く理解できませんでした。




私は、その先生がなぜそこまで思うのか理由が知りたかったので、理由を聞くために最後まで話を聞くことにしました。




私の学級には、小学校は特別支援学級に在籍していた生徒がいます。中学入学と同時に、普通学級に在籍することになりましたが、最近登校することができていません。



担任としてできることは、家庭訪問をしてその生徒と話に行くことだけでした。



ある日、家庭訪問に先輩教師が引率してくれることになりました。その時の私の生徒への対応を見て先輩教師の方はやめたほうがいいと思ったそうです。



「確かに彼は特別支援学級に在籍していた方がうまくいったかもしれない。しかし、それは医療的な見立てや、第三者の意見も兼ねての選択である。ただそれを、担任のお前が決めてはいけない。少しでも心の中で、(彼は特別支援学級に在籍した方がいいのでは?)なんて思って接したら、その思いが生徒に伝わる。担任としてできることは、今学級でその生徒がどう生活していくかだけを考えろ。」と飲み会の席で言ってくださいました。



私は、確かにそうだなと思いました。

確かに最善の選択肢を探すことはいいことではありますが、それは私の役目じゃなくて主任の先生や管理職の生徒が行なってくださること。



担任を任された私にできることは、生徒と向き合うこと。学級全員の命を預かるものとして、それぞれを学級の中で活かしていく方法を考えること。



本当に、ただシンプルなことを全力でやることです。たかだか2年間、特別支援学校で講師をしていたくらいで、特別支援の生徒のことをわかった気でいました。



私は間違っていました。

今日からできること、それは向き合うこと。



担任として任されたことに、全力で向き合っていきたいと思います。




「価値づけ」をしよう

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昨日、学年主任の先生と話をしました。

できない事をできるようにするためには、どうすればいいのかについてです。


小学校を卒業して、ようやく4ヶ月目に突入しようとしています。

まだまだ、幼い中学1年生



私のクラスの生徒も、「なんで宿題だすの」「なんであの子に〇〇って言う言ったらダメなの」と他にも沢山の変えたいけど変えられない思いがあります。



宿題なんてやらなくてもいい。と私は思うのですが、まだまだ初任者なので学校の方針に従っています。



学年主任の先生と相談しながら、

「どうすればやれるようになりますかね」

「やるからには価値づけしないと、子供は続かないよ」と言ってくれました。


学年主任の先生は続けて、「何かを得るには、何かを捨てないといけない。捨てるっていうのは、今できない自分の弱さとか少しのプライドとか。それを捨てるからには、やって良かったと思わせる価値づけが必要だよ」



価値づけをする事によって、その子に変わったことを良かったと思ってほしい。

そして、その瞬間、瞬間を一緒に分かち合っていきたいなと思います。



ドラゴンクエストとかポケモンとかと一緒かなと思います。自分のレベルを上げるには、自分より少しレベルの高いことに挑戦しなければなりません。



そこで教師が、このくらいの相手ならレベルアップできるよ。いいもの一緒にゲットしようよと投げかけることが大切なだと思います。



今日も、価値づけをしていきたいなと思います。子供の成長のために。

なぜ大人に敬語を使うのか❔

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今日の給食の時間のことです。

私は、ある生徒のことを注意しました。

そしたらなんと…

 

 

「だまれ」と言われました。

 

 

 

絶賛反抗期の中学1年生の生徒はやんちゃな生徒で、他の生徒にも自分の思ったことをためらわず言うことができます。

 

 

最初、心の中はムカッと怒りがこみ上げてきましたが、

「怒りとは自分で選択するもの、6秒待てば怒りは収まる」と言い聞かせ、

一旦、心を落ち着かせました。

 

その後、「だまれ」と言ったことを謝るように言いました。

もちろん簡単には謝まりません。

だって納得がいってないのだから。

 

給食が終わった後で、呼び出して話をすることにしました。

その時に、その生徒が「なんで、だまれって言ったらだめなんですか❔」

と言ってきました。

 

私は、考えました。

なんでだめなんだろう。なんで言ったらだめなんだろう。

その時は、「だまれなんて言ったらだめだ」と中身のない答えを言ってしまいました。

 

当然、生徒は納得いきません。

「だまれ」なんて言ってはいけないことはわかってますが、なんでだめなのかまで伝えれなかったことに、少し後悔しています。

 

みなさんは、なんで「だまれ」などの言葉使いをしてはいけないと思いますか

ただ、早く産まれただけの大人に敬語を使う意味があるのでしょうか

 

私が考えた結果は、2つです。

① 相手に敬意をもつため

② 損をしないため

だと考えました。

 

目上の人に敬意を払い、自分が損しないようにすることだと思いました。

言葉使いが正しくできる人は、どこに行っても愛されます。

 

先程の言葉に加え、「最近〇〇頑張ってるよねは❔もったいないよ〇〇せっかく頑張ってるのにもったいないぞと」伝えました。

 

簡単に伝わることはありまでんが、生徒に伝わるまで伝え続けていきたいと思います。言葉使いで損をして欲しくないです。

 

 

みなさんは、なぜ敬語を使う必要があると思いますか❔